境界杭設置、プロの技が光る!
今日の現場は8月から取り掛かってる測量の現場でした
土地の境界を明確にすることは、塀や建物が隣接する敷地に越境していないか確認ができてトラブル防止になります。
今日は、土地家屋調査士の方々がどのように境界杭を設置するのか、その過程を詳しくご紹介します。
土地家屋調査士の方々は、単に杭を地面に打ち込むだけではありません。
- 事前調査: まず、土地の図面や過去の測量記録を詳細に調べ、境界線の位置を正確に特定します。
- 現地調査: GPSや測量機器を用いて、実際に土地を測量し、境界線を再確認します。
- 杭の種類と設置場所の選定: 土地の状況や目的に合わせて、最適な種類の杭を選び、設置場所を決定します。
- 設置作業: 水平器や測量機器を使い、ミリ単位の精度で杭をまっすぐに設置して、コンクリートで固定し、長年の風雨にも耐えられるようにします。一番大変なのが、お隣さんの立ち会で、境界杭を入れる位置を説明するのですが、ここで揉めることがたまにあります
今回は土地家屋調査士さんの説明を聞いて、お隣さんは快く快諾して下さいました。
豆 知 識
- 今回のように、お客様と隣接の方の時は民民の立合いと言います。
- 区や市、都や県とお客様の立ち会いの時は官民の立ち合いと言います
境界杭設置のポイント
- 正確性: 土地家屋調査士さんは、長年の経験を駆使して、極めて高い精度で境界線を確定します。(2名必要です)
- 耐久性: 設置された境界杭は、長期間にわたってその位置を保持できるよう、耐久性に優れた素材で作られています。
(コンクリート製を使用しました)
境界杭設置のメリット
- 土地の価値向上: 明確な境界線は、土地の価値を向上させ、不動産取引を円滑に進めることができます。
- トラブル防止: 隣地との境界線が明確になることで、境界線に関するトラブルを未然に防ぐことができます。
- 安心感: 自身の土地の範囲を正確に把握することで、安心感を得ることができます。
境界杭が自宅の敷地に無かったら
お住まいの敷地に境界杭が入ってるか確認してみて下さい。
境界杭の設置は、専門的な知識と技術が必要な作業です。
杭が見当たらない時は当社にご相談ください!